現代文の勉強戦略2

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では、少し具体的な方法を例示します。


センター試験の問題は随筆、物語の類の2種を題材にしております。私学もほぼ同様の構成です。

1日目(3-40分の学習時間)

1、題材を読んでわからない言葉、読めない言葉、漢字で書けそうもない漢字、ただし、フリガナ、注釈が付されているものは無視し、それらを3種類のマーカーで各々分けて色付けしてみてください。ただし、これらの作業は、題材を読みながらです。通常、読み終えるまで5分はかかるかもしれません。人によっては10分かもしれませんが、時間を気にせず、内容もある程度理解できる程度でいいので、その作業をしてみてください。

2、続いて、これらのマークした言葉を何度も書けるように、読めるように、意味を暗記するようにして下さい。英語の勉強と同じです。日本語の文章でも、書けない、読めない、意味の分からない言葉が何個も出てくると思います。これらを理解できていない限り、文章を正確に理解できなくなります。(15分くらい)

 

3、では、再度、題材をゆっくり読みましょう。今度は、言葉の意味、漢字も読める状況です。今度は、ゆっくり読み進めながらだいたい何を言っているのかを把握することで結構です。これで、2度読んだことになりますね。(10分)

4.もし、勉強してから30分経ってしまったら、もう一回10分の時間制限で読んでみましょう。40分経ってしまったら、今日はここでおしまいです。もし、もう一回読む時間のある人は、おそらく、題材を読んでいて、さっき読んだからと言って、読み飛ばすのはやめて、ここは我慢して読んでみてください。(10分)

1日目は以上です。次回は2日目のお話です。