台風9号に続き10号と非常に大きな台風が次々とやってきています!
気をつけてください!! みらい個別東香里教室の長崎です。
さて、タイトルにもありますが、中学生の数学を教えていると、よくこんな間違いを見かけます。
【問題】
よこの長さが、たての長さより3cm長い長方形がある。周の長さが21cmであるとき、たての長さをxcmとして、方程式を作りなさい。 |
【誤回答】
3x=21
x=7
出てきた数字と文字をとりあえず並べただけで、計算の手順を考えていません。
正しくはこうです。
【解説】
立てるべき式は、
「周の長さが21cmである。」の部分!
(周の長さ)=21
↑「が」を「=」にしました。数学が苦手な生徒は、どの部分をどう式にするのか?
というところからつまずいています。
こうやってゴールを定めてから、中身を埋めていきます。
さて、長方形の周の長さは
たて✕2 + よこ✕2 ですよね。
(または、たて+よこ+たて+よこ)
今回、たての長さは x cm、よこの長さは x + 3 cm (3xではない!)
ですから、周の長さは、
x ✕ 2 + ( x + 3 ) ✕ 2
となります。
なに算をするのかわかってから、ルールにそって整理します。
(文字式とかけ算をする時、「✕」は省略するなど)
2 x + 2 ( x + 3 )
この周の長さが 21cm ということなので、
2 x + 2 ( x + 3 ) = 21
これが、問われている方程式です。
以上、数学が苦手な子がやりがちなミスについての解説でした。
文章題では
・どこを式にしたらいいか考える。
・なに算をするのか考える。
を意識してください。
しっかり読んで考えたら、決して難しいことはありません。(||)!
みらい個別東香里校では、基礎からしっかり指導しています。
お気軽にお問い合わせください。
☎072-860-7780(長崎)まで
※火曜日~金曜日の15時30分以降がつながりやすいです。